グロリア・スーパー6

近所の図書館に出かけたら駐車場にプリンス・グロリア・スーパー6が止まってました。
1963年に発売された二代目グロリアのハイエンドモデルで、6は国産初のSOHC直列6気筒エンジン搭載を意味してます。当時はトヨタも日産もまだ直列4気筒だったのです。プリンスの技術の高さがわかりますね。
塗装もメッキパーツもピカピカ。独特のデザインのフェンダーミラーもまっさら。車内のピラーには切子の花瓶もあって、ここまで原型をとどめているのは素晴らしいと言うしかないです。
ナンバーは「品5」つまり57年間ワンオーナーってことですよね。東京在住の人がわざわざ田舎の図書館に来たとも考えにくいので、お話を聞きたくて、オーナーさんに声を掛けようとしばらく待っていましたが、ゆっくり本でも読んでいるのか、出てきません。
15分くらい待っていたら、一緒に行った人型猫さんが「寒いだにゃん」というので諦めました。
それにしても田舎は旧車率が高いですねえ。